INTERVIEW

常に問い続けながら 自分の居場所を 探してきた

Yukiko Yamawaki 人事部ゼネラルマネージャー

コンプレックスを
克服してくれた美容業界

高校時代、ニキビ顔でボコボコしていた。自分の顔がきらいでコンプレックス、だから、ピーリングやビタミン点滴など、あらゆる美容方法を試した。大学は人文学部だったが、卒業後は、大手化粧品の美容部員へ。キャリア仕事に就く周りの友人たちと違う道を歩むことになったが、自分にとって、コンプレックスを解消することが何より大事だった。
入社してみると、職場は年功序列の古い体質。中堅社員はみんな、寿退社を目指していく。パッションが足りない……。自分が活躍できる場所は他にあるのではないか、と考えていた頃、「ヴィエリスの立ち上げ準備を手伝って欲しい」と声がかかった。

お客様の声から生まれた
身だしなみのルール

入社した当時は“何でも屋”からのスタート。管理職の運転手をしたり、雑用仕事をしたり、オープンまでの慌ただしい時間はあっという間に過ぎた。無事にお店のオープンを迎えることができたが、さっそくお客様から、スタッフ対応についてクレームが入る。「お客様のネガティブな声を、すべてポジティブに変えていけたら」。昔から自分のネガティブな部分に向き合ってきた姿勢が、今こそ活かされるのではないかと感じた。そんな中、接遇マニュアルを作成することになり、高級化粧品の美容部員として学んだ接遇を活かす機会に恵まれた。
ポップでリーズナブル、だけどおもてなしは価格以上。それが、ヴィエリスの個性のひとつ。お客様の声から生まれた接遇マニュアルは、表情、挨拶、身だしなみ、仕草、話し方の5つの項目を立てた。いたってシンプル。まずは、当たり前のことを当たり前にすること。美容のプロは、自然にその所作が身についているべきだと考えていた。

社員一人ひとりを
キレイモの主役に

社員を美しくするルールをつくった今は、人事部で社内評価制度や教育開発を手がけている。人事の知識はゼロだったが、美しさへの追求は誰にも負けない自信がある。マニュアルづくりからはじめたキレイモの運営は、今では全国に広がっている。お客様の声を大切にするのは当然だと思っていたが、そうした生の声は、自分たちが理想の運営をするために必要なのものだと感じるようになった。 管理職に就いてからは、社員の声にも耳を傾けている。社内SNSでは「お悩み相談室」を設けており、社員は24時間いつでも悩みを打ち明けることができる。社員の「こうしたい」という思いから、あたらしいプランや商品が生まれることも。やはり、ネガティブな力は、パッションを生む原動力になるのだ。コンプレックスを自信に変えた今は、社員みんながスポットライトを浴びられるような、職場づくりの名プロデューサーを目指している。

Yukiko Yamawaki 山脇 有希子 人事部ゼネラルマネージャー

PROFILE

大学を卒業後、デパートの化粧品売り場で働いたのち、2014年株式会社ヴィエリスに入社。マナーOJTインストラクターの資格を取得し、立ち上げ時の接遇マニュアルを作成する。営業部の教育課を経て、現在は人事部のゼネラルマネージャーに。モットーは、「為せば成る。やってみることが、自信になり意志をつくる」。

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